イコライザー(EQ)

イコライザー(EQ)

イコライザー(EQ=イーキュー)とは、トラックの周波数を変更したり整えたりして、音作りを行うエフェクターのことです。

特定の周波数帯域(Hz)を強調したり、減少したりできます。簡単に言うと、「良いところを持ち上げて、不必要な音をカットしてバランスを取る」ということですね。

人の耳で聴くことができるのは20Hz~200,000Hzと言われています。

  • 20〜200が低音域
  • 200〜3Kが中音域
  • 3K以上が高音域

その中でも4Kあたりがキンキンする帯域なので、カットすることが多いです。また、ボーカルの(ボーカルに限らずその楽器の)良い所を持ち上げて、聞き取りづらい低音域・高音域もカットすると良いでしょう。

ピークを上下することで音作りを行います。(緑の部分が持ち上がっています)

ローシェルフは指定したポイント以下を、上げることで持ち上げ、下げることでカットします。(オレンジの部分が持ち上がっています)

ハイシェルフは指定したポイント以上を、上げることで持ち上げ、下げることでカットします。(紫の部分が持ち上がっています)

ハイカットは指定したポイント以上の帯域をカットします。(ピンクの部分がカットされています)

ローカットは指定したポイント以下の帯域をカットします。(赤の部分がカットされています)

曲によって調整はさまざまなので、実際に音を聴きながら持ち上げたりカットして、ミックスしましょう。

使い方はこちらから。

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