Logicでピッチ補正をする

Logicでピッチ補正をする

ピッチ補正(ピッチ調整・ピッチ修正)で有名なソフト、MelodyneやAuto-Tuneが無くても、Logicに標準搭載されている「Flex Pitch」を使用して、ピッチ補正ができます。

ピッチ解析をする

まずは、オケ(オフボーカル)とボーカルを読み込みます。ピッチ補正したいトラックをダブルクリックでエディタを開きます。ハサミマークやPCのキーボード「E」でも開けます。

「Flex」ボタン(もしくは command + F)をONにして、ポップアップから「Flexをオンにする」をクリックします。

解析が終わったら、

ここをクリックして、

「Flex Pitch」をクリックします。

するとピッチ解析が始まります。

ピッチ補正をする

カーソルをノートに充てると「手のマーク」になるので、上下にドラッグすることで、半音単位で修正できます。

微調整を行うには、各ポイントを上下にドラッグします。

  • Fine Pitch:「セント(1セント=1/100半音)」単位によるピッチ調整ができます
  • Pitch Drift:ノートの前後のピッチ調整ができます
  • Gain:ノート単位で音量の調節ができます
  • Vibrato:ノートにビブラートを足したり減らしたりでき抑揚をつかられます
  • Formanto Shift:声質を調整できます

ノートを分割する

ツールを「ハサミツール」に切り替えます。右側のツールは command を押しながら使用します。なので、メインで使用する左側のツールはポインタツールのまま、右側で他のツールを使用する方法がおすすめです。

クリック(右側のツールなので command + クリック)で分割されます。

分割されました!

ノートを繋げる

ハサミツール同様、接着ツールを選択します。

繋げたいノートを選択して、クリック(右側のツールなので command + クリック)で接着されます。

繋がりました!

タイミングを補正する

タイミングを変更したい音を選択して、端を左右にドラッグします。



これでピッチ補正・タイミング補正が出来るようになりましたね。

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