はじめに「入力なし」にしましょう

歌ってみたのミックスをする時、もし、Inputに何か設定してあったら「入力なし」に設定しておきましょう。マイクで周囲の音を拾って雑音になるのを防ぎます。
Logic標準搭載のディエッサーの使い方

まずはディエッサーをかけたいトラックを選択します。次にAudio FX をクリックします。
ディエッサーとは?→こちらから。

Dynamics > DeEsser > モノラル を選択するとディエッサーが立ち上がります。

【左列】Detector
・Frequency:分析(検出)する周波数を設定します。
・Sensitivity:コンプレッサーで言うスレッショルド(基準)です。
・Monitor:検出中の(特定周波数の)音をモニターできます。
【右列】Suppressor
・Frequency:減衰させる周波数を設定します。
・Strength:どの程度、圧縮するかを設定します。
・Activity:圧縮してる時に点灯します。
【真ん中】
・Smoothing:信号が入ってから圧縮するまでの時間を設定します。

「歯擦音」がある箇所でロケーター範囲をドラッグするとオレンジに点灯します。これで、指定範囲をループさせて、繰り返し聴きながらディエッサーの値を決めていきます。ループ再生の方法は、再生ボタンを押すか、パソコンのキーボードのスペースキーを押します。
「サシスセソ」の歌詞の時に、Activityが点灯しているのがわかると思います。

聴きながら設定してみました。
今回は、これくらいの値で聴きやすくなりました。楽曲によって値が変わるので、「聴きながら」設定してください。
Wavesのディエッサーの使い方
私は普段、Waves社のディエッサーを使っているので、その使い方も説明しますね。

Frequencyを4000くらいに設定して、Attenの赤が3〜6の間になるくらいにThresholdを下げていきます。
もちろん楽曲によって色々なので、「聴きながら」設定してください。