Logicで歌ってみたのボーカルを書き出す

Logicで歌ってみたのボーカルを書き出す

歌ってみたのミックスでは、ピッチ補正を行なった後に、一度、ボーカルの書き出し・読み込みをしてからミックスを開始します。

モノラルで書き出す必要があるため、通常の書き出しと少し違うので、その方法をお伝えします。

その場で複数トラックを書き出す方法

ボーカル書き出し1

書き出したいトラックをモノラルの状態で、複数選択します。ここでは、メイン、ハモり、上ハモトラックを書き出します。書き出す範囲は曲全体としてサイクルを点灯させておきます。

ツールバーの ファイル>バウンス>トラックを所定の場所にバウンス を選択します。

このショートカットキーは、control + command + B です。

このままOKを押します。

モノラルで書き出されたメイン、ハモり、上ハモトラック。各トラックのすぐ上には元トラックがすでにミュートされてあります。

ここでは元トラックは必要ないので、パソコンのキーボードの「H」を押して、元トラックのHを点灯させます。すでにミュートになっていますが、私はいつも元トラックをミュート(Mを点灯。もしくはパソコンのキーボードの「M」)にしています。

オレンジに点灯している「H」を押すと、隠したトラックが出てきます。

「メイン_bip_3」や「上ハモ_bip_1」などの数字は、書き出した回数がトラックに反映されます。

1トラックずつ書き出す方法

書き出したいトラックをモノラル状態で「S」をクリックしてソロにします。パソコンのキーボードの「S」でも良いです。ここでは、メイントラックを書き出します。書き出す範囲は曲全体としてサイクルを点灯させておきます。

Stereo Out をモノラルにします。右下にある「Bnce」をクリックします。

1:ここでは「PCM」にチェックを入れます。mp3で書き出しをしたい場合は「MP3」にチェックを入れます。
2:ファイルフォーマットは「Wave」にして、分解度は「24ビット」、サンプルレートは「48000」か「44100」にします。

3:モードは「オフライン」でも良いですが、処理が重くてノイズが入る場合があるので、そんな時は実時間かけて書き出す「リアルタイム」がおすすめです。

4:「OK」をクリックします。

保存する時に、専用のフォルダを作っておくと良いです。任意の名前をつけて「バウンス」をクリックします。

必要があれば他のトラックも書き出しをしましょう。

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