Logicのリバーブは4種類ありますが、ChromaVerbを例に「歌ってみたのボーカルにリバーブをかける方法」を説明します。(ChromaVerbはLogic標準搭載のリバーブです。)
リバーブとは?→こちらから。
各トラックにリバーブをかける方法

まずはリバーブをかけたいトラックを選択します。次にAudio FX をクリックします。

Reverb > ChromaVerb > モノラル->ステレオ を選択するとリバーブが立ち上がります。

メインウインドウ(MAIN)から部屋を選択します。
部屋の特徴をピックアップしてご紹介します。
Room:自然な響きの部屋です。
Digital:明るく豊かな響きの中規模の部屋です。
Vocal Hall:中〜大規模の滑らかな響きの声楽用ホールです。
もっと詳しく知りたい方は公式サポートページをご参照ください。

右下のマークを点灯させるとリバーブ出力が可視化されます。
上の4つのポイントを上下左右に移動して、ディケイを調節できます。
聴きながら、Attackなどのツマミを微調整して好みのリバーブにしましょう。
センドリターンでリバーブをかける方法
センドリターンとは?→こちらから。

まずはリバーブをかけたいトラックを選択します。次にSendをクリックします。

Bus > Bus 1 を選択します。(Bus 1でなくても良いです。)

ミキサー画面(ショートカットキーはパソコンのキーボード「X」)を開くと、

Aux 1が追加表示されています。これでリバーブを立ち上げる準備ができました。

Aux 1をダブルクリックして「Reverb」になど名前を変更しておきましょう。
「Reverb」のAudio FXをクリックして、

ChromaVerbを立ち上げます。

聴きながら部屋を選択して、リバーブを設定します。

メイントラックの、Bus 1の横を上下してリバーブの量を調整できます。

メイン・ハモり・上ハモにBus 1を立ち上げることで、ChromaVerbを共有することができます。これをセンドリターンと言います。
同じ空間で演奏しているような一体感が出ることと、パソコンのCPU負荷を下げることができるので、リバーブはセンドリターンを使用して立ち上げることが多いです。