童謡の「赤とんぼ」を例にして、MuseScoreの使い方を説明します。
MuseScoreのインストール方法は、MacでAIきりたんを使う方法で説明しています。ご参照ください。
楽譜を作る方法

まずは、パソコンキーF4を押して、MuseScore 3をクリックして立ち上げます。
新規で譜面が立ち上がったら、

「拍子記号」から拍子を選んで譜面上の拍子記号にドラッグ&ドロップします。

4分の3拍子に変更されました。

「調号」から同じようにドラッグ&ドロップすると、

調号がFメジャー(へ長調)に変更されました。
次に音符を打ち込んで行きます。

左上のマークをクリックして点灯させた状態で音符を選んで、譜面上にクリックして打ち込んで行きます。

休符を打ち込みたい場合は、休符マークをクリックすると打ち込めます。

8小節すべて(曲が)打ち込めたので、9小節目〜最後までは要らないです。
左上のマークをクリックして消灯して、消したい小節をクリックします。

shiftを押しながら最後の小節をクリックで、9小節以降が全て選択されます。

右クリックして「選択した小節を削除」をクリックすると、

選択した小節が消えました。
このままでも良いのですが、4小節を2段の方が見やすいので、

「区切りとスペーサー」から「表譜の折り返し」を選択して、4小節目にドラッグ&ドロップします。

2段になって見やすくなりましたね!
次は歌詞を打ち込みます。

歌詞を打ち始めたい音符をクリックして、メニューの 追加 > テキスト > 歌詞 を選択します。
ショートカットキーは、Command + L です。

AIきりたんや謡子に歌ってもらう場合は、1音符に1文字が良いです。
文字を打ったらEnterキーを押して、右矢印キーを押すと次の文字が打てます。

AIきりたんや謡子に歌ってもらう場合は、「は」の部分が「ha」と発音されるので、

「わ」にすることで、「wa」と発音してくれます。
次はテンポを設定します。

「テンポ」から四分音符を選択して、先頭の(テンポ表示をさせたい)音符にドラック&ドロップします。

もしくは、先頭の(テンポ表示をさせたい)音符を選択して、メニューの 追加 > テキスト > テンポ でも良いです。
ショートカットキーは、option + shift + T です。

ダブルクリックで、テンポの数字を変更できます。
それでは、書き出しをしましょう。

メニューの ファイル > エクスポート を選択して、

「非圧縮 MusicXMLファイル」を選択します。
任意の名前をつけます。
デフォルトの保存場所はMuseScoreの「スコア」になっているので、任意の場所にします。
もしくは、NEUTRINO > score > musicxml を選択しておくと、AIきりたんや謡子に歌ってもらう時に便利です。
あとは、NEUTRINOでAIきりたんや謡子に歌ってもらいましょう!
NEUTRINOの使い方は、こちらをご参照ください。
MIDIをインポートして楽譜を作る方法
新規で譜面を立ち上げたら、

メニューの ファイル > 開く を選択して、

midを選択して「開く」をクリックします。

このように読み込まれます。

MIDIに歌詞が入っている場合は、歌詞も反映されます。
拍子とテンポは反映されていますが、調が反映されていない場合がありますので、

「調号」から選んでドラッグ&ドロップして、

調を指定してください。
*この曲はFメジャー(シの音に♭1つ)ですが、シを使っていない曲なのでCメジャーと判定されたようです。
スケール(音階)をMIDIインポートしてみると、

このように調号(E♭メジャー)がバッチリ反映されていました!