Audiostockで楽曲を販売してみよう!

Audiostockで楽曲を販売してみよう!

楽曲を作ったら、せっかくなので販売してみましょう!
色々な販売方法がありますが、今回はAudiostock(オーディオストック)をご紹介します。

Audiostockとは

Audiostockとは簡単に言うと「BGM・効果音などの販売サイト」です。

クリエイターも購入者も登録料は無料です。

クリエイターはAudiostockに作成した作品(音素材)を登録するだけです。
登録するには作品ごとに審査があり、通れば販売開始となります。
たくさん作品を登録しておくと、それだけ見てもらえる機会が増えるので、購入される確率が上がりますね!

購入者は作品をダウンロード購入します。
その作品の「使用権」を購入する形となり、使用許諾の範囲内で何度でも使用できます。
(つまり著作権はクリエイターにあります

使用されるシーン

TVのBGM、CM、映画、企業VP、ブライダル、イベント、ゲーム、アプリ、ラジオ、YouTube、ニュースなど購入者は様々なシーンで作品を使用します。

使用シーンを想定して制作すると良いかもしれませんね。

販売・報酬について

販売できる作品(音素材)は大きく分けて4つあります。
・BGM(インスト):1,100 円 〜
・効果音/SE:550 円
・ボイス/ナレーション:550 円
・歌もの楽曲:3,300 円 〜

いずれも、クリエイター自身に著作権がある作品か、クラシックなど著作権切れの楽曲のアレンジ曲を販売できます。
*ボーカロイド、ボイスロイドを含む歌声合成ツールを使用した作品は登録できません。

販売できる価格は作品の種類(BGM、効果音など)や長さによって決まっています。
報酬は販売価格の 40% 〜 60% となります。

報酬の還元は「銀行振込」「Kyashにチャージ」の2通りです。

私は別名義で2017年から販売を行なっています。
売れるかどうかはその時々ですが、ずっと置いておけるので忘れた頃に売れたりもします。笑

審査に通らない場合は

審査に出した作品(音素材)が審査に通らなかった、ということがあります。
よく言われるのが「品質が基準を満たしていない」「ノイズの混入」などがあります。
「品質の基準」や、何がいけなかったか?という具体的な内容は開示されない場合が多いですので、思い当たる節を修正して再審査に提出してみましょう!

気をつけるポイントをいくつかご紹介します。

●冒頭の無音部分は0.5秒以内ですか?

●末尾の残響まで収録されていますか?

●プラグインによるノイズが発生していませんか?
プラグインによってはノイズシミュレーターが搭載されているものがあります。OFFにすることでノイズを切ることができます。

●過度なマスタリングしないで提出してみましょう
ラウドネスノーマライゼーションや、購入者さんによっては小さい音で使用したい・音量を自身で変化して使用したい場合もあるようです。
音量が小さすぎるのもダメですが、音圧パツパツのいわゆる「海苔」状態のマスタリングはせずに、音量に余裕を持たせてみてください。

提供・提携サービスや音楽配信サービス

Audiostockが行なっている定額制プラン、店舗BGM、PIXTAなどの提携サービス、音楽配信サービスなど、単品購入だけでなくこういったサービスに(Audiostock上で)登録しておくだけで報酬になる場合があります。

楽曲コンペ

最近では、生楽器(バイオリンやフルートなど)がメインの楽曲をコンペ形式で募集も行なっています。
採用されたら、Audiostock事務局の費用負担でレコーディングやミキシングなどを行ない、楽曲を完成してくれます。
レコーディングの立会いもできるようです。

まずはAudiostockサイトからクリエイター登録をしてみてくださいね!

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