ストリングス(弦楽器)や管楽器のMIDIを打ち込んだ時、音の立ち上がり(アタック)が遅いと感じる事はありませんか?
そんな時は「ディレイ機能」を使って調整します。
*やまびこ効果を演出するDelay(ディレイ)とは別の機能となります。

インスペクタを開いて、トラック(ここではViolins 1)をクリックします。

ディレイに直接数字を打ち込んでも良いですし、上下にドラッグしても良いです。
+の値は音の立ち上がりが遅くなります。
−の値は音の立ち上がりが速くなります。

これで、このトラックごと速めの設定にできました。
他の楽器との兼ね合いもあるので、楽曲を聴きながら調整してくださいね。
トラックごとではなく楽曲の中の一部分だけ、もう少し立ち上がりを速めたい・遅めたいという場合には、

ピアノロールで目的のノートを選択して、速める場合は左に、遅める場合は右にドラッグしてずらしましょう。

その時に、ピアノロールを拡大をして行うと微調整がしやすいです。
実際に演奏する際に演奏者さんは、息を入れてから音になるまでの時間を考慮して、少し早めに息を入れて演奏します。(管楽器を例にしています。)
Logic上でも再現してみてくださいね。