1トラックに1つの音色を立ち上げるのが基本の形ですが、トラックごとにソフトシンセ(ソフトウェア音源)をいくつも立ち上げていくとパソコンに負荷がかかります。
そうすると再生している途中で止まってしまったり、Logicが落ちてしまう!なんてことも。

1つのソフトシンセを使って複数の音色を立ち上げている場合は、

1つのソフトシンセの中に複数の音色(楽器)を立ち上げてみましょう。1つのソフトシンセを共有することでパソコンの負荷を下げることができます。
それでは、立ち上げ方をご説明します。

新規トラックを作成する時に、「マルチティンバー」にチェックを入れて、使用したい音色の数を指定します。ここでは3パートとします。

このように「Inst 1」のトラックが3つ出来ました。
よく見るとチャンネル1・2・3と薄く書かれています。

チャンネル2と書かれているトラックを選択して、左上の「トラック」からMIDIチャンネルを確認すると「2」になっています。
(このトラックのチャンネルと、立ち上げるソフトシンセのチャンネルの数字を合わすことで音が鳴ります。)
それではソフトシンセを立ち上げていきましょう。ここではKONTAKTを使用しています。

一つ目の音色(楽器)はフルートにしました。
MIDIチャンネルは「1」になっていますね。これでトラック1の音色がフルートになります。
同様にチャンネル2の音色(楽器)を指定していきましょう。

チャンネル2の音色(楽器)はトランペットにしました。
MIDIチャンネルは自動的に「2」になっています。

チャンネル3の音色(楽器)はピアノにしました。
ここもMIDIチャンネルは自動的に「3」になっています。

打ち込んで再生してみると、それぞれの音色(楽器)で再生されます。
今は新規トラックから作成しましたが、途中でトラックを追加する場合は、

ツールバーのトラック > その他 > 次のMIDIチャンネルを使った新規トラック をクリックするだけでOKです!