知ってるだけで簡単に、作業効率が上がる機能をご紹介します。
値を0に戻す

optionキーを押しながらクリックすることで、

値が0に戻ります。
ここではボリュームで説明していますが、パンなど、色々と使える機能です。
リージョンのコピー

ドラッグ&ドロップをするだけだと、リージョンの移動になってしまいますが、ドラッグ&ドロップの際にoptionキーを押すと「+マーク」が出ます。
もちろんCommand + C とCommand + V でコピー&ペーストでもできます。
MIDIのクオンタイズ1

MIDI録音した場合、このようにタイミングがずれてしまうことがあります。

左上のリージョンから「クオンタイズ」、値を選択します。

選択したリージョン全てのタイミングが合いました。
MIDIのクオンタイズ2
上記では選択したリージョン全てのタイミングを合わせましたが、部分的に合わせたい場合もあると思います。

ピアノロールでタイミングを揃えたいノートを選択して、

タイムクオンタイズから、値を選択します。

部分的にタイミングを合わす事ができました!

タイムクオンタイズですでに合わせたい値を設定している場合は、ノートを選択して「Q」をクリックで、タイミングを合わせることができます。
パソコンのキーボード「Q」でも良いです。
MIDIの半音上下

変更したい音を選択して、option + 十字キーの上下で、ノートの半音の上げ下げができます。

もちろんドラッグでもできますが、タイミングがずれてしまう事があるので、注意しましょう。
MIDIのオクターブ上下

変更したい音を選択して、shift + option + 十字キーの上下で、ノートの1オクターブの上げ下げができます。

これもドラッグでもできますが、タイミングがずれてしまう事があるので、注意しましょう。
MIDIのベロシティを一括で設定する

ベロシティを変更したいノートを選択して、

shift + optionキーを押しながら、ベロシティを好きな値にします。
ベロシティーカラーとリージョンカラーを使い分ける

ピアノロールでベロシティカラー表示にしていると、このように紫から赤まで音量によって色分けされています。紫が小さい音、赤が大きい音です。
1トラック(リージョン)ごとの調整だとベロシティカラー表示で良いですが、他トラック(リージョン)との兼ね合いを調整したい場合は、リージョンカラー表示が便利です。

Violins 1を赤、Violins 2を青にして両方選択します。

ピアノロール上で右クリック、「リージョンカラー」を選択します。

リージョンカラーが反映されていますね!
選択しているトラックの切り替え

複数トラック(リージョン)を選択している時、ひとつのノートをダブルクリックすると、

選択したトラック(リージョン)のみ表示できます。

ノート以外の場所をクリックすると、選択しているノート全てが表示されます。
表示切り替えをうまく活用してくださいね!
使っている音(音域)を確認する

確認したいトラックのピアノロールを開いて「折りたたみモード」をクリックします。

使用している音が表示されます。
最高音・最低音も一目でわかるので、楽器の音域からはみ出ていないかなどチェックが簡単にできますね!
初心者さんにおすすめの便利機能をご紹介しました。
これらの機能を使って、作業効率が上がりますように。