テンポを設定する方法
楽曲制作の前にテンポ(BPM)を設定しましょう。
テンポを設定する方法は、

トランスポートの数字をダブルクリックして、

変更したいテンポの数字を入れます。
また、テンポトラックからでもテンポ変更ができます。

テンポトラックの表示方法はグローバルトラックをクリックして、数字を上下させます。
ショートカットキーは G(shift + command + T)です。

グローバルトラックの中にテンポトラックがない場合は、マーカーなどの横を右クリックして、「テンポ」にチェックを入れると出てきます。
テンポを変更する方法
オートメーションで早く・遅くする

テンポトラックから、テンポを変更したい箇所を、ポインタツールまたは鉛筆ツールでクリックします。

上下することで、テンポ変更が行えます。
88小節目からは、テンポが164(元より早いテンポ)になりました。
遅くする時は、元のテンポより小さい数字を設定してくださいね。
だんだん早く・遅くする
同じように、テンポトラックで変更したい開始点と終了点を、ポインタツールまたは鉛筆ツールでクリックします。

今回はだんだん遅く(rit.=ritardando=リタルダンド)したいので、89小節目のテンポを138に設定しました。

89小節目の上の方にあるポイント(テンポ・カーブ・オートメーション・ポイント)を左にずらしていきます。

これで、88小節目から89小節目にかけて、一定にだんだん遅くすることができます。

テンポ・カーブ・オートメーション・ポイントを動かして、こんな風に遅くするタイミングを調整することもできます。
MIDIをずらす

MIDIのタイミングをずらしてrit.(だんだん遅く)を表現することができます。
手動ですが、好みのタイミングで発音できるので、曲の終わりにrit.をかけたい時に便利ですね!