ハモリの作り方の手順

ハモリの作り方の手順

YouTubeでハモリ練習・参考用の動画を出しているのですが、Logicで普段、私がやっているハモリを作る手順をご紹介します。

テンポ(BPM)解析

まずは、楽曲のテンポ解析をします。
新規でプロジェクトファイルを立ち上げたら、ドラッグ&ドロップオケ(inst)を読み込みます。

再生するだけでテンポを計測してくれる「BPM Counter」を使っても良いですが、途中でテンポが変わる曲もあるので、私は「ADAPT」で解析をします。

ハモリの作り方の手順1

トランスポートの「Keep Tempo」をクリックして、

ハモリの作り方の手順2

「ADAPT」を選択します。

ハモリの作り方の手順3

歌ってみたで配布されているinstをドラッグ&ドロップで読み込むと、

ハモリの作り方の手順4

解析が始まります。

ハモリの作り方の手順5

今回の楽曲はテンポ(BPM)108でした。
「Keep Tempo」に戻しておきます。

楽曲(オーディオ)を読み込む

ハモリの作り方の手順6

本家様も読み込んで、Inputが入っている場合は「入力なし」にします。(instも同様に)

ハモリの作り方の手順7

左右にドラッグして、inst音源と本家様の音源のタイミングを合わせます。
波形が小さい場合は、右上の「波形の拡大/縮小」ボタンから波形の拡大ができます。
長押しすると拡大レベルが選択できます。

ハモリの作り方の手順8

オーディを最大に拡大すると、より正確にタイミングを合わせられます。

ハモリの作り方の手順9_1

タイミングを合わせたら、「波形の拡大/縮小」ボタンと、「グローバルトラック」ボタンをクリックして消灯しておきます。
これで波形の拡大を解除して、テンポトラックが収納されました。

MIDIトラックを作る

ハモリの作り方の手順9_2

「トラックを追加」ボタン > ソフトウェア音源 > 作成 から、新規トラックを作ります。


ハモリの作り方の手順32

好きな音色を設定して、名前をダブルクリック

ハモリの作り方の手順10

私の場合は「メイン」に変更しておきます。

耳コピをする

まずは、メインパートのメロディを耳コピをします。
テンポの早い曲や、細かい音を聴き取りにくいとき、「Varispeed」再生速度を落として聴き取ります。

ハモリの作り方の手順11

表示モードの下矢印をクリック、もしくはメトロノームボタンの横あたりを右クリックします。

ハモリの作り方の手順12

「コントロールバーとディスプレイをカスタマイズ」をクリックします。

ハモリの作り方の手順13

「Varispeed」にチェックを入れて「OK」を押します。

ハモリの作り方の手順14

「速度のみ」の下の数字が「0」の時が通常のテンポとなり、ダブルクリックでマイナスの値(-50まで)を記入するか、数字を下へドラッグします。

私は、伴奏のギターソロや、早い楽曲での32分音符が出てきた時によく使います。

ハモリの作り方の手順15

ひたすら耳コピです。
このメインパートの打ち込みを元にハモリを作るので、全力です。
音程はもちろん、リズム音符の長さ、しっかり打ち込みます。
歌詞をあてて、音に漏れがないかなどこのタイミングでよく確認します。

ハモリの作り方の手順31

メトロノームをかけながら耳コピすることが多いです。

途中で拍子が変わる場合

ハモリの作り方の手順27

楽曲によっては途中で拍子が変わる場合があります。

ハモリの作り方の手順28

拍子を変えたい小節に再生ヘッドを合わせて、拍子ディスプレイをクリックします。

ハモリの作り方の手順29

楽曲に合った拍子を選びます。

ハモリを作る

トラックとリージョンを複製する

ハモリの作り方の手順16

「トラックを複製ボタン」から複製して、

ハモリの作り方の手順17

メインパートのリージョンを複製したトラックにドラッグ&ドロップします。
その時にパソコンキーボードの optionキー を押すと+マークが出て複製できます。

複製する理由は、メインパートとリズム・音の長さを揃えるためです。

ハモリの作り方の手順18

複製したトラック名とリージョン名をハモリパートと分かるように変更します。
ショートカット option + C で カラーパレットが出てくるので、それぞれリージョンの色を指定します。

ハモリの作り方の手順19

ピアノロールでノートがベロシティカラーになっている場合は、右クリックから「リージョンカラー」を選択します。

ハモリを耳コピする

ハモリの作り方の手順20

いよいよハモリを作ります。

つまりここまでは下準備でした。
ノートを上下にドラッグして音程を決めていきます。

ここでも本家様の耳コピをしています。
まずは本家様がどのようにハモリを入れているか、それを再現します。
それから、ハモリの箇所を増やしたり、ハモる音を変えたりアレンジしていきます。

どの音にしてハモリを作れば良いのか具体的に「ハモリの作り方のコツ」に書いていますので、ご参照ください。

ボーカルキャンセルを使う

本家様のハモリが小さくて聴こえない場合、Gainを使ってボーカルキャンセルを行うことで聴きやすくなることがあります。
*ハモリがセンター寄りの場合、ハモリも一緒に消えることがあります。

ハモリの作り方の手順22

本家様のトラック「オーディオ・エフェクト・スロット」をクリックして、

ハモリの作り方の手順23

Utility > Gain > ステレオ を選択します。

ハモリの作り方の手順24

「Phase Invert」のLかR、どちらでも良いのでクリックしてオン(点灯)にします。
「Mono」をオンにします。

これでボーカル(センターの音)が小さくなり、ハモリが聴こえやすくなりました。
(ならない場合もあります。)

EQを使う

ハモリの作り方の手順33

本家様のトラックの「EQ」をクリックして、

ハモリの作り方の手順34

【1】Stereoの状態で、ベルを上や左右に移動させながら、聴きやすいポイントを探します。

ハモリの作り方の手順35

【2】Right OnlyLeft Onlyにして、dBを下げます。

Varispeed、ボーカルキャンセル、EQ、色々組み合わせて聴き比べてみてください。
聴こえやすいポイントがあると思います。

おまけ

ハモリの作り方の手順25_1

ハモリ動画を作るために、メインソロの場合や、ハモリパートに音がない場合は、

ハモリの作り方の手順25_2

Vibraphone(時々Piano)トラックを用意して、そこにメインパートを入れています。
これで動画にした時に、メインとハモリの色と音を分けて見れる状態にしています。

ハモリの作り方の手順26

3和音にして、ハモリ方を上下させてみたり。

ハモリの作り方の手順30

メイン、ハモリ1、ハモリ2、合いの手3種、伴奏メロディ
これらを用意するときは、9トラックになります。


以上が普段、私がやっているハモリを作る手順です。
何かのヒントになれば嬉しいです。

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