
例えばこのように音量差があるものをミックスする時、ある程度の音量差を整えてからミックスを行なった方がより良く仕上がります。
<音量差を整える>
・音量フェーダー
・オートメーション
・コンプレッサー
・録音し直す
などなど、いくつかの方法があると思いますが、ここでは「リージョンゲイン」を使って音量差を整える方法をご紹介します。

音量フェーダーを上下することで音量は変えられますが、エフェクトを挿していると、その①エフェクトの上から下へ、そして②音量フェーダーへ、最後に③Stereo Out の順番で音が流れていきます。
リージョンゲインで調整することで、エフェクトに入る前の音自体を調整できるのです。
つまり、ミックスを始める前の下準備ですね。

調整したいリージョンを選択して、リージョンのゲインを、

ダブルクリックして数字を打ち込み、10db上げてみました。
どのくらい上下するかは、都度、調整してみてください。
波形の大きさが変わるので、視覚的にわかりやすくなります。
隣のリージョンとの音量差が少なくなりましたね!

もちろんトラックごと選択して一括での調整もできます。